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花咲く季節に

インタビューをしていると、ふとした文脈で、思いがけない言葉に出会うことがある。「どんな人を採りたいか」という話をしているはずだったのに、ふと気づいたら、日本人の働き方についての話になっていた。「ワークがライフになるような、そんな自由な働き方を広めていきたい」そこだけ聞くとふうんって感じだけれど、会社を継いで、立て直して、これから新

「エモさ」のさじ加減

「繊細だよね」って言われることが、あまり好きじゃない。友だちとか、家族とか、仕事で一緒になる人とかの、些細な一言で傷ついている自分がいる。でも、それをその人に言うことも、身近な人に「こんなこと言われてさ」って言うこともない。些細な一言で傷ついた自分を、知られたくないのだ。彼氏からの連絡がなくて寂しいとか、遠距離がつらいとか、そうや

来たる夏にそなえて

夏がやってきた。右を向いても左を向いても、上を見ても下を見ても、どこもかしこも眩しい。空は突き抜ける青さだし、緑はざわざわ、生い茂っている。そんな夏に掻き立てられるように、私の体力はじりじりと追い詰められてゆく。ああ、今年も、苦手な季節がやってきた(といっても2年前からだけれど)。直射日光をたくさん浴びると頭痛がするし、夜は眠りが浅

その目の先の、向こう側

灯りって、こんなんだったっけ。 このあいだ、ふとしたアクシデントで、コンタクトもメガネもつけずに、夜の街を少しだけ歩いた。 私はノーコンタクトノーライフの人間なので、久々にまっさらな裸眼で目にした外の世界は、ひどく危うく、でも同時に、どこか妖美な色気が漂う。信号や街灯、お店のネオンサイン、工事現場の点滅灯。そういった、ふだんは見慣れて

右向いて左向いたら

100歳まで生きるとして、私の人生、4分の1が過ぎ去った。 もう4分の1なのか、まだ4分の1なのか。 歳を重ねれば重ねるほど、月日が経つのは早くなるというけれど、まさに今、それをひしひしと感じている。ぐんぐん上昇する気温と、じりじり強くなっていく太陽に、私の心と身体は完全においていかれてるから(夏が苦手なんだ)。 人生4分の1で時間が経つのは早い、と