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雨降る夜

雨が降っている夜は、いつもより早く、ふとんに潜り込みたくなる。 ひんやりとしたふとんにくるまって、窓をたたく雨の音を、かけている音楽の合間にひっそりと聞く。夜、ひっそりと窓をたたく雨音は、ゆるやかに私の身体を眠りに誘う。 もう少し、もう少しだけ。来年の海外旅行先を調べたり、久々に買ったファッション誌をパラパラめくったり、このあいだ買っ

季節は待ってはくれない

春は、桜に象徴されるからだろうか。 つぼみだと思っていたらあっという間に花咲き乱れ、来週末見に行こうと思ったときには、青々しい若葉が生い茂っている。 このあいだの週末はびっくりするほどの夏日で、つい先日までヒートテックとセーターとチェスターコートで完全防備していたのが嘘のよう。 くるくる、くるくる、季節がめぐる。春は特に目まぐるしい。

そっと口にする、言葉の響き

特に意味はないけれど、なんとなく、でもどうしてもそのとき、惹きつけられてしまう言葉の響きってある。 例えば静謐。漢字で書くとちょっとかたいけれど、せいひつという響き自体がその意味を表している気がする。せいひつ、と、真夜中にそっとひとりでつぶやくと、しいんとしたみずうみの水面に、しずくがひとつぽとり、落ちてゆくような。 言葉の響き。例え

ノートに向かって、ひとり

本屋に寄ったついでにノートを買う。まっさらで何も書かれてないノートを手に取るときは、いつもわくわく、新鮮な気持ち。 ブログに書くようになったり仕事で書くようになったこの数年、気づいたら、ノートに日記のようなメモのようなエッセイのようなものを書くことが極端に少なくなった。 でも、自分だけのために、何かの目的があるわけでも書く。そうしたい

前に進むために立ち止まる

立ち止まり期間。ぼーっとする時間というか。私はいつも、そんな立ち止まり時間と上手く付き合えない。 東京に住んでいること、まわりを多忙な(そして仕事好きな)家族に囲まれているからか、手を休めてぼーっとすることに罪悪感を抱いてしまう。 休む期間とはちょっと違ってて、私にとって立ち止まり時間は、とりたくてとっているというよりは、定期的に訪れて