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ネガティブなのでネガティブを避ける

by SAKI.S

何を隠そう私はネガティブである。しょっちゅう不安になるし心配になる。どんなにわくわくすることに出会っても、いざ一歩踏み出すときには必ずネガティブなことをシミュレーションというか想像してしまう。面接は面接そのものよりもそれがやってくるまでの時間の方が苦手だ。大学時代に一番力を入れたことはなんですかでつっこまれたらどうしよう、緊張して声が上手く出なかったらどうしよう、ツリ目のおじさんに鼻でふんって笑われたらどうしよう。そんなネガティブな想像が頭の中を駆け巡るのである。

そんなポジティブな想像よりネガティブな想像を元来得意とする私は、都庁の災害対策本部なんかで働いたらその力を発揮できるのではないかと思い、一時期就職を考えたことがある...というのは誇張表現だけれど、まあきっと防衛本能が強いのでこれも意味なくはない能力であるとは思う。

まあでも幸いなことに日々災害が起きているのではないので、年がら年中ネガティブなのはしんどい。ネガティブ思考はすぐ他のネガティブ思考に引きずられるので、なるべくそういった情報や言葉には触れないようにしている。逆にわざわざネガティブなことを言わないようにもしている。引きずられるんです、ずるずると。

とはいえネガティブなことを考えたら吐き出したくなるのも人間らしいところではあるので、私もそうする。でもそのとき気をつけたいのが、ネガティブをネガティブじゃないもので締めくくること。ポジティブである必要はないと思うけれど、ネガティブのタレ流しにしないこと。あんこをお餅でくるむように、ネガティブをやわらかいもので包んで出すこと。

あんこは大好きなのでネガティブなものでは全くないんだけれど、それでもお餅の皮で包まれていた方が、優しくて美味しくて好きなんです。


SAKI.S
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