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平均という名の罠

by SAKI.S

ただ今結婚式についてネットで検索しているので、結婚式関する広告がバンバン出てくる(ところで広告って
もうその商品(または宿泊などのサービス)を購入したのに、その後もしばらく広告で出てきて、この広告もったいないなぁって思う)。「みんなの結婚式の費用はどれくらい?」「平均をチェック!」とか。

ポチって押してしまいそうになるけれど、おっと、私もう知ってるわ、となる。200〜300万くらいらしい。高いよね、年収吹っ飛ぶような金額。まあそんなかけるつもりは毛頭ない(というか挙げるかもわからない)から、気にする必要はないんだけれど。

平均、へいきん、ヘイキン。平均年収、平均家賃、平均初婚年齢、平均寿命。「平均」という二文字って、意識しないくらい、目にしてる。それくらい、私たちは平均を気にしている。

平均寿命が80歳のところを、60歳くらいで亡くなったら早いね、残念だ、と言われる。35歳くらいで結婚したら、遅いねって言われる。私は24歳で結婚するけれど、早いねって言われる。

この間たまたまママ向けの投稿サイトを見ていたら、「みなさん何歳で結婚しましたか?」というのがあった。そのとき、多分質問者さんが若くして結婚したのもあって、流れができていたからでもあると思うけれど、19歳とか23歳とかで結婚しました〜という返答が並んでいていささかびっくりした。
そっか、28歳が平均だとしても、平均でしかなくて、みんながみんな28歳で結婚しているわけじゃないんだと。

平均って、例えばエクストリームな位置にいる人がいくらかいるだけで平均値が変わることがあるし、平均だからといってみんながみんなその位置にいるわけではない。どの辺りにどのくらいの人がいるかっていうのは、中央値を出した方がよくわかる。中央値って高校の統計学でやったな、と私はふと思い出す。

でもやっぱり、平均って気になってしまう。その平均を出すデータだって、そのデータを使う側の人たちによって都合よく出されていることだって、多々あるはずなのに。平均くらいにいるとなんとなく安心、平均以上でありたい、って、みんなと同じがいい、周りとの比較じゃないと自分の良し悪しがわからない、ってことだ。

とそこまで落ち着いて考えると、平均だからってみんながその位置にいるってわけじゃないっていうのと、平均を気にしているってことは自分の判断軸がない、ってことに気づくんだけれど、「あなたは平均?」とか「平均は〇〇!」とか「〇〇の平均はどれくらい?」って聞かれると、ついついクリックしてしまいそうになる。

まあ一つの判断軸として持っておいてもいいけれど、振り回されそうになるときは、「いやでもたかが平均だし」くらいの気持ちで。さようなら、平均、へいきん、ヘイキン。

それでは、また。




SAKI.S
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