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今どき男子大生は温泉で語り合う

by SAKI.S

こんばんは、沙妃です。先週の金曜日、めずらしく兄弟3人揃って朝家を出ました。狭い一本道をてくてく、3人横並びで歩く。

毎日顔を付き合わせているけれど、家ではごはんを食べながらだったり、皿洗いをしながらだったり、ゲームをしながらだったりするから、こうやって面と向かって、ではなく同じ方向を向いてしゃべるというのはなんだか新鮮である。

だからといって何か特別なことを話すわけではなく、「今日何時に帰ってくるん?」というお馴染みの会話なんだけれどね。

「あ、今日僕AくんとYくんと会ってくるから9時すぎるよ」と上の弟。

「へ〜あの中学のときの?仲良いいんやね」と私。

3人で温泉行ってくるよ。

温泉!?3人で温泉行くん?

そやでー。ちなみに来週も再来週も友達と温泉行くよ。

え、なに?今ドキの男子大学生は居酒屋じゃなくて温泉で語り合うの?

んーまあ、僕の周りでは温泉好きな人多いよ。

...とのこと(この吹き出しマーク、一度使ってみたかった)。ここまで話して駅前で別れる、私は下の弟と電車へ、この弟は散歩へ(朝9時から30分散歩するらしい)。

案の定その夜、弟は9時半くらいに帰ってきた。友達と会って帰ってくるには早すぎる時間だ。

私は気になっていたので早速訪ねてみた。どこの温泉に行ったきたの?と。

そうしたら、温泉ではなく、銭湯とのこと。なあんだ銭湯かと思ったけれど、よくよく聞いてみるとちょっと綺麗な銭湯らしい。その名も神田アクアハウス。ラウンジもあって、そこでお風呂上がりにごろりと横になって話せるとのこと。

そういえば私も仲のいい女友達とこういったスパ施設に行ってひたすらしゃべったことあるけれど、そんなかんじだろうか。男同士の友情は言っても未知の世界ではあるから、安易に想像してはいけないと思いつつも、自分と重ね合わせてみる。

弟は大学三年生で、一緒に銭湯に行ったAくんとYくんは就活真っ最中らしい。インターンとその後の飲み会で毎日疲れているから、居酒屋で飲むよりも温泉にゆっくり浸かって休みたいとのこと。弟も居酒屋より安く済むし(神田アクアハウス内で食事もできる)、お酒を飲まないから太らないし良いとのこと。

話を聞いてて大学生だけれどもうすぐ現役ではなくなる私は、我が弟ながら今ドキの男子っぽいなあ、と思ってしまった。いや確かに、話すためだけに毎回飲んでいたら身体に悪いしお金はかかるし、いいことないよね。2〜3時間だと少し足りない気がして、もう一軒行こうか、となったりするし。

その点温泉はのぼせるから長くは入ってられないし、銭湯だと一人で来ている人も多いだろうからガヤガヤ騒げない=変に飲んで騒がなくてもいい。

ふむ、考えれば考えるほど、温泉で語り合うというのは良い選択肢に思えてくる。

そもそも、腹を割って語り合うのには何もアルコールじゃなくてもいいのだ。トランプ大統領と安倍首相のようにゴルフでもいいし、公園の散歩でもいいし、弟のように温泉でもいい。

身ぐるみを一切合切はいでお湯の中で語り合うというのも、普段のバリアが和らいで語り合うのにはぴったりな気がする。嗜む量を超えて飲むことはあっても、のぼせるほどお湯につかることはないだろうし。

お酒苦手、というのは日本において特に男性は言いづらいこともあるかもしれないけれど、熱いの苦手、といって足だけお湯につけていても、先にあがっても誰も文句は言わないだろう。

ふむ、考えれば考えるほど温泉で語り合うというのは良いことのように思えてきた。まあ男女一緒にというのは難しいけれど、健康志向でお酒を飲まないというのが市民権を得てきた昨今、友達やビジネスパートナーと温泉で語り合うのがこれから流行るのかもしれない。

...なんて今ドキ男子大学生を見ながら思う。町の銭湯はだいぶ少なくなったけれど、こんな男子大学生もいることだし、町の銭湯は若い男性や女性の同性グループをターゲットにしたらいかがだろうか。

ちなみに私はそんなに温泉が好きなわけではないけれど、棚づくりのすてきな本棚がある銭湯が近くにあったら通い詰めちゃうだろうなあと思っている。

吹き出しマークを使ってみたい!と思っていたら、思ったより長くなってしまった。最近はやわらかいものを書いているので、次あたりでそろそろマジメなものを書きます。

それでは、また。

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