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学生讃歌

by SAKI.S

なんでもそうだけれど、始めるのがいちばん難しい。ブログもそう、ベッドから起き上がるのもそう、予定のない日に家から出るのもそう、新しい仕事を始めるのもそう。

このエッセイも、書き始めがいちばん難しい。だから、「こんばんは、沙妃です」から始めることが多いんだけれど(型を決めちゃう)ことが多い。でも、エッセイだと、すっと思いついた言葉から入るのも楽しいんだよね。流れができるし。細かいことだけれど、書き出しを統一するかやめるか悩んでいる。

さて、この間無事に大学の卒業式を迎え(学生証を忘れたおかげでまだ証書は手元にない)、暦上はたぶん今日が最後の学生デーである。だからといってなにかがあるわけでも、なにかをするわけでもないんだけれど。

せっかくだから学割が使えるところに行こうかなあ、と思わなくもない私は、やっぱり貧乏性なのだろうか。

留学したので5年間の大学生活だったけれど、思えば特に振り返ることもなく終わってしまった。というか、仕事をするようになってもうすぐ結婚することになって、とばたばたしているからか振り返る心の余裕があんまりない。

もっと勉強すればよかった、という後悔を大学時代、そこかしこの「社会人」のみなさまから聞いたけれど、私はその後悔は死ぬまで持っている気がする。だって学んだって学んだって学んだって、学び足りないじゃないか。尽きない好奇心を抱えていれば。

来週から新しいバイトの人が入ってくるんだけれど、もうすでに仕事内容の経験があるらしい。引き継ぎを行う私自身が教えてもらうくらいかも...とちょっと焦った気持ちになったんだけれど、よく考えたら経験のある人と一緒に仕事できるチャンスだな、と思えるようになった。

競争、とか比較、とか考えないようにする(今年の目標)と、学ぶチャンスがぐっと増えるかも。なんて大学を卒業するころに思う。もちろん、自分がこれまでしてきたことで誰かの役にたてるなら、それが本望だけれど。

サークルは2年で辞めてしまい(それも3、4年の人と一緒に活動していた)、4年に入ってすぐに留学に行ってしまったので、誰か(別に後輩である必要はないけれど)におしえるって機会を逃してしまったなあ、とちょっと後悔している。もっと「与える」ということを意識してみてもよかったな。心残りってほどではないけれど、学生時代にできなかったことは、これかもしれない。

でも好きだ、と思える勉強や、好きだ、と思える人や、好きだ、と改めて気づけることたちに出会えてよかった。

ただの勘でしかないけれど、またこれからも学校なるものに通うことがある気がする。それでも、一応一つの区切りということで。そして、そんな機会を与えてくれた両親みたいに私もなりたいと思う。

それでは、また。

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