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お金を払って失敗する

by SAKI.S

仕事帰りにイベントに参加する。本屋さんがやっている、トークイベント。本屋自体にもイベントテーマ自体にも興味があったので、遠方だったけれど足を伸ばしてみた。

Peatixで人数をみると予定人数の半分くらいだったので、こぢんまりとやるかんじかな?と思ったら、満席で満員御礼だった。小さい本屋なのですごいなあと思いつつ、狭くて身体を動かすことができず、肩や腰がガチガチになる。

それだけだとまだ我慢できたんだけれど、いざトークが始まると、話はテーマからどんどんそれていき、登壇者同士が知り合いだからだろうか、すごく内輪感を感じた。

帰り道、時間をかけて行って、お金を払ってまで内輪っぽい話を聞いて何だったんだろう...と時間とお金をムダにしたような気がして落ち込んだ。失敗だったな、と帰りの電車のなかで振り返る。

トークイベントは、あのライブ感がいいのだけれど、ある程度流れというか話すことは決めておいた方がいいんだろうな、とか、お金がかかっても、良い椅子を用意し、お客さんを詰め込みすぎず、単価をあげたほうがリピートに繋がりやすそう、とか、当日のイベント内容はあらためて印刷して受付で渡した方がいいんだな、とかを、考える。

そしてふと思う。そうやって振り返るのは、お金と時間をかけたからだな、と。

よく、本は借りるよりも買った方が勉強になると言うけれど、その意味が腑に落ちた気がした。

せっかくお金を払ったんだからと、何かしら吸収しようと能動的に思考し動くんだろう。

面白くないかも、失敗するかもと、本を立ち読みで済ませたり、イベントの事後レポートを読んだりと、ただですまそうということはしがちで。

でも、それだと学びも、腑に落ちる経験も少なくなってしまう。

お金と時間をかけて失敗するからこそ、そこからせめて何かを学ぼうとする。買った本がつまらないことはよくあるけれど、つまらない本に出会わないと、何が良い本なのかも、わからずじまいだ。

学びたいこと、得たいことには、失敗してでもいいからお金を使ってみる。そんなことを思いながら、帰路についた。

***

今日の背景画像はこの間行ったカフェ。有楽町の阪急メンズにあるカフェで、分厚くてクリームたっぷりロールケーキが美味しかった。ロンドン発の旅行誌monocleが運営しているカフェで、シンプルな店内に電源とWi-Fiがあるのにもかかわらず空いていて、店内は広々。穴場なんだろうか、おすすめです。

それでは、また。


SAKI.S
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