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生活とアートと哲学

by SAKI.S

以前、こんな記事を書いた。

暮らし、というとていねいな雰囲気があってちょっとあれかもしれないけれど、もっと日々の生活と、アートや哲学が、良い感じに組み合わさらないかなあというのは、ずっと頭の片隅にある。

去年までの大学時代は、文学部のそれも独文学にいて、卒論も「芸術の演劇性と自己反省」とかいう哲学・美学チックなことを書いて...とまあつまり、どちらかと頭でっかちなことをやっていた。実際、身体の感覚として、足元がふわふわ浮いている感覚があった。

今年1年は仕事と結婚という二つの「地に足がついた生活」が始まったので、頭の方はおそろかになったというか、逆に少し足元がしっかりしすぎたかなあという感じがある。目線が近いというか、頭をどこかへ飛ばすことが少なくなったというか。

来年はだから、生活をきちんと続けながらも、また勉強をしっかりやりたいなあと思っている。

もともと、アートや哲学といった人文学をもっと開いていきたい、身近にしていきたいと思って今の仕事(本屋とフリーライター)を始めた。身近にするには、まずは接点を増やすのが大事だなあと思ったのだ。

でも身近、には落とし穴があって、そこには「消費されて終わる」ことが常についてまわる。インスタ映えするためのアートとか、おしゃれな空間としてのインスタレーションとか。もちろんそれは悪いことではないし、一つのあり方だと思うんだけれど、個人的に「消費」で終わってしまうのは悲しいなあという思いがある。

だからやっぱり、最終的には「アートを鑑賞する」「哲学を学ぶ」ではなくて、「アートをつくる」「哲学をする」になっていくのかもしれない。つまり、自らが表現するということだ。自分に、生活に根付いたもののなかから、自分の表現をする。何も高尚なことではなくて、人の普遍的な営みとしての、表現を。

全然まとまらないのだけれど、もっと「自ら表現する」を切り口に捉えてみる。すると、何かしら「生活×アート・哲学」のヒントが見えてくるのかもしれない。そしてその先に、うまくいえないけれど直感としては、多様性(自分のなかの多様性、そして他者・社会の多様性)の基盤があるんじゃないかなと思う。

まだまだまとまらないし整理できないのだけれど...。

それでは、また。


SAKI.S
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