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まっすぐに生きさせてよ。

by SAKI.S

この日をずっと、恐れていた。

何せ、7年ぶりである。7年ぶりに発熱し、そして初めてインフルにかかった。7年も経っていると、発熱したあとはたして熱が下がるのだろうかと心配になるくらい、忘れていた身体の不調である。

幸いなことに今ではすっかり下がったものの、どうもその後尾を引いている。本調子でなく、何かをしたいという意欲がわかない。珍しく、何かを読む前に何かを書いている今。

仕事とプライベートで文章を綴るようになり、気づけば紙とペンで書いたり人目に触れない文章を久しく綴ったりしていない。たまには、紙と鉛筆を持とうか。そうしたら、何が書きたくなるんだろ。

できないことがどんどん増えていくなあと思う。身体の制限を徐々に受けはじめている。回復は遅く、体力は減っても増えはしない。子どものころの「何でもできそう」は確かに子どもが持っているものだった。

だからといって悲観しているわけでなく、事実そうなのだからと淡々と思っている。年々不器用になり、あんなに八方美人だったのが、自分のなかの何かを曲げてでも人とつきあいたいとは思わなくなった。良くも悪くもまっすぐ生きている。もちろん、ぶれはするけれど。でも曲げて折ったりはもう、できない。

幸いなことに、まっすぐに生きさせてくれる人たちに囲まれている。私も相手にとってそうだといいのだけれど。ぶれても、曲げず折れずにまっすぐ生きたっていつかは死ぬだけなのだけれど、今は生きているのだから。

珍しくタイトルから入ったらこんな文章になってしまった。

それでは、また。



SAKI.S
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