LOG IN

淡々と生きる

by SAKI.S

地味な生活が、好きだ。

毎日同じ時間に起きて、家事をして仕事をして。本を読んで、家族と話してごはんを食べて、スマホをいじって、同じ時間に寝る。

こうやって文字にすると一層その地味さが際立つけれど、退屈だと思うことがない。むしろ、淡々と過ごせた日には、満足感すら覚える。

淡々と過ごせる日というのは、感情的に落ち着いている日だから。

元々が感情的なので、些細なことでも傷ついたり怒ったり、落ち込んだり心配になることが多い。そしてそれを引きずりやすいのだ。すると、感情に振り回されて疲れてしまう。

これが最も激しく現れたのは全力で恋をしていたときで、相手の些細な言動に一喜一憂しては、笑ったり泣いたりしていた。喜びが100なら、悲しみも100あった。

ジェットコースターみたいな日々は、しばらく続く分にはいいけれど、長く続くと自分の感情に酔ってしまう。すると、やりたいこと、達成したいこと、好きなことにいつしか集中できない自分がいた。

感情のない人生なんて考えられない。でもきっと、それはスパイスみたいなもので、効きすぎると身体によくない。淡々と生きたいと願えるのは、それだけ些細なことでも嬉しく楽しくなれるという、良いところだってある。

淡々と生きて、目の前のことに集中できれば、気づいたらどこかしらにたどり着いているのかもしれない。根拠なんてどこにもないけれど、そういう感覚を頼りに、生きている。

それでは、また。


SAKI.S
OTHER SNAPS