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クッキーのある生活。

by SAKI.S

高校の一時期はアメリカに住み、アメリカの現地校に通っていた。お昼の時間はいつもカフェテリアで食べていて、ピザやタコスを買ったりお弁当やおにぎりを持っていったり。

特別美味しいカフェテリアじゃなかったけれど、今でも忘れらないのが、チャンキーチョコレートクッキーだ。

ワゴンのトレイには一段一段、とても大きいクッキーが敷き詰められていた。その横に立っているむすっとしたおばちゃんに、一つくださいと一ドル渡すと、おばちゃんは何も言わずに、ほかほかのクッキーをクッキングシートに載せて、渡してくれた。あつくて、テーブルに運んでいるあいだにほろほろと、崩れていきそうな。

テーブルに着くころには、クッキングシートから浸み出した油で手がべとべとしている。そんなバターたっぷりのクッキーは、舌がしびれるほど甘くて、身体に悪いのは120パーセント承知なのに、でもだからやめられない美味しさがあった。

そんなチャンキーチョコレートクッキーを思い出して、このあいだつくってみた。焼きすぎて次の日にはサクサクになっちゃったけれど。

クッキーが甘いもののなかでいちばん好きだ。でも、なかなか手ごろな値段で美味しいのは売ってない。クッキーが毎日食べられる生活だったらいいのになあ。

それでは、また。


SAKI.S
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