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旅に出るといつも

by SAKI.S

このあいだ、3月に入ってあったかくなって、気持ちも高揚しているけれど一方で焦らされる、みたいな「春特有」の心持ちについて書いたんだけれど、4月に入って今、その反動がきている。

3月はねじを普段より巻いていたから、4月はゆるゆるだ。けれど、これくらいの方がメリハリというか、バランスがとれていいのかなあ。

やる気が出ないときもなんとか日々(家事や仕事)を前に進めるために、普段から淡々と習慣づけておきたいのだけれど。習慣化されれば、それに取りかかるエネルギーも少ないから。ここに書いているエッセイもそう。

先日、ちょっとだけ香港に行ってきた。10年ぶりの香港は、私にとってただの外国じゃなくて、子どものころの記憶と思い出が漂っている場所。

お年寄り乗れないよね...?ってくらい速い地下鉄のエスカレーターとか、プロムナードをランニングした後飲んでいたマンゴージュースとか、いつも遊んでいた海が見える公園とか、プチプラのリップやマニキュアを買ったドラッグストアとか。

これまで忘れていた些細なことを、その場に行って初めて思い出す。子どものころ住んでいた場所は想像以上に懐かしくて、思わず涙が出そうだった。なんでだろう、過去の自分に出会うからかなあ。

初めて香港に足を踏み入れたのは10歳のときなのに、再び踏み入れたときには大人になっていて、大学を卒業して仕事も結婚もしているんだから、自分のことなのにすごく不思議な気分になった。

あのころ、10数年後の自分が想像できなかったように、やっぱり今でも、10数年後の自分は想像できないんだけれどね。

旅行エッセイをまとめて書きたいけれどいつも遅れるので、忘れないうちにこちらでメモ。

いつもと違う場所に行くとエッセイを書きたくなるのはきっと、普段より見聞きしている、心を動かされることが多いからかなあ。

それでは、また。


SAKI.S
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