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小説で迷子

by SAKI.S

最近小説を書いていないので、そろそろ書きたいなあと思いつつも、ぐずぐずとなかなか手をつけられていない。

大人になってからはともかく、子どものころは本を読むといえばイコール小説だった。それは今も変わらないはずなのだけれど、最近は小説が読めなくなってきているときもあって、ショックを受けている。

昔ほど、物語の世界に入れないのだ。

子どものころは比較的どんな小説であれ、その世界に入り込んで泣いたりどきどきしたり心があたたまったりしていたのに。

さらにショックなのが、ここ7、8年ほどずっと好きな作家、カズオイシグロと村上春樹の小説が、あんまり読めなくなってきていること。読もうとしてもなかなかその世界に入れず、文章がすらすら入ってこない。

困ったなあ。とてもさみしい。

だから最近は、新しい作家に手を伸ばそうとしているのだけれど、なかなか出会えない。小川洋子やカポーティあたりがけっこう好きだけれど、まだ全作読むほどではなくて。

リアルな世界にふいにぬるっと「リアルでない世界」が入り込む、そんな作家が好きなのだけれど、おすすめはありませんか。例えば多和田葉子、よしもとばなな、オースター、そして上記にあげたような作家の世界観。

小説で迷子になるのって、こんなにさみしいのか、と、自分の感情に不思議な気持ち。

それでは、また。


SAKI.S
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