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人文学は役に立つ?

by SAKI.S

人文学は役に立たない。なんて、そんなことはないと思う。

でもそれは確かに、仕事の役に立つとかお金いっぱい稼げるとか、そういったことに直接結びつくわけじゃない。誰もにあてはまるような、例えば英語の技能検定とか、そういうのじゃない。もっと個人的で、人によって「役に立つ」中身が違うもの。

私にとっての三大人文学は、小説(文学)、アート、哲学だ。小説は小さいころからの友だちであり、私以外のなにかになれるポジティブな逃げ場であり、自由に想像を羽ばたかせられる遊び場だった。小説のない人生なんて、考えられないくらい。

アートは、大学のころある絵に出会って衝撃を受け、初めて「生きていてよかった」という、ただただまっさらな想いにつつまれた。

哲学は、現実で難関なできごとに、うまくいかないできごとにぶつかったときに、ふとその悩みの視座を別の次元から見るきっかけとなった。それによって、気持ちがすうっと楽になるんだ。

人文学は、間違いなく私の人生の役に立っている。あくまでも、地に足をつけて歩いているからこそ(それがぱっとしない現実であれ)、人文学が活きている。

個々の小説やアート作品や哲学書について語るのももちろん好きだけど、それよりもなお、人文学を通して自分(の生活、人生)はどうなったか、というのを、より普遍化して紡げたら。

生活✖️人文学は研究テーマ、ライフワークにしていきたいなあ。そういったテーマは同時に、私たちの支えとなり自信となる。これについてはまた今度。

それでは、また。

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