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十二時を過ぎてから、

by SAKI.S

十二時前にベッドに入れると、なんだかすごおおおく良いことをした気分になる。

ところで、大学生の弟たちを見ていると、十時にはベッドに入り、十時半には寝て、朝六時半には起きているらしい。我が弟ながらすごいなと思いつつ、自分にはなかなかできない、と落ち込んでいる。

とはいえ、夫の会社は朝遅く夜遅いし、それに合わせていたらすっかり私も遅寝遅起き、かつ夜にガーっと仕事をするようになってしまった。

しかも、こういう書くこと、とか、静かにひとりで考えることって、夜の方が捗るんだよなあ。

早寝早起き、って正義のように考えられてるけど、世の中にはコウモリとか猫とかふくろうとか、夜行性の動物もたくさんいることだし、人間のなかにも夜行性の人がちらほらいたっていいんじゃないかな、なんて勝手に思っている。

夜だからもたらされる静けさとか、夜に包まれる優しさとか、そういった、なにかが夜にはある気がする。

十二時を過ぎて、ベッドの上で、エッセイを書いたり、小説を読んだり、手紙を書いたり、銀のスプーンを磨いたり。

そんな夜の、ぜいたくな時間が。

それでは、また。

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