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散文的な毎日に効く、処方箋。

by SAKI.S

体調が優れないので、いつもより早めにベッドに入る。

…みたいな文章をお風呂に入りながら頭のなかで考えていたんだけれど、実際にこうやって画面に向かうと、あれ、なにを書こうとしてたんだっけ。

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散文的な毎日に効く、処方箋。

小説を読む。詩を読む。

写真集を見る。

美術館に行く。映画を見る。

好きな文章を書く。

こころが疲れてるなあと感じるときは、こころがパサパサしているときは、無性に、そんな処方箋にすがりたくなる。

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たまに買ってる雑誌、アンドプレミアムの映画特集が出ていたので、手に入れた。文字通り、一ページ目から最後のページに至るまで、映画、映画、映画。映画のことしか出てこない。

私は、うるさい音とチカチカする画面と大味かつ大掛かりすぎるハリウッド的映画が苦手なので(文字通り頭が痛くなるのだ)、見たいと思う映画になかなか巡り会えない。

でも、この雑誌を読んでいると、次から次へと見たい映画が出てくる。

小川洋子を読むとアンティークショップに行きたくなるし、村上春樹を読むとコーヒーが飲みたくなるし、石井好子を読むとオムレツがつくりたくなる。

自分としては、あんまり乗せられやすい性格ではないと自負しているんだけれど(夫あたりからは反論がくるかもしれないが)、文章を読むとすぐにおだてられ、乗せられてしまう。

文中に出てくる食べもの、飲みもの、小説、映画について、むしょうに触れたくなるのだ。

なにか具体的な行動に駆り立てる文章ってほんとにすごいと思う。ボキャ貧になってしまったけれど、でもやっぱり文章を書くなら、そんな文章を書きたいと思う。

というわけで、雑誌で勧められていた『キャロル』という映画を早速アマゾンプライムで見つけたので、それを見ながら寝るのが楽しみ。今日は夫の帰りが遅いから、見ながら待っていようか。

一九五〇年代、ニューヨーク。ふたりの女性を描いた物語。私は、恋でもない、でも友情ともちがう、そんな名付けようもない感情にゆれる女性同士の関係性を描いた話が大好き(最近だとリズと青い鳥とか)なので、この巡り会いにわくわく。

それでは、また。

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