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ティピカルでわかりやすい、というわけではない

by SAKI.S

仲のいい友だちが東京に来ていたので、ブランチに繰り出した。東京だとブランチってたくさんあるだろうと思っていたんだけれど、意外に見つからない。

仕方ないので安定だけれどサラベスへ。食べたことのなかったエッグベネディクトを注文する。ぷっくりとしたオランデーソース(だったっけ?)にナイフを一切れ分入れると、とろーっと半熟卵が溢れ出す。

イングリッシュマフィンはふわふわで、サーモンと卵に絡まれて、普段食べている安いイングリッシュマフィンとは全然違う味に仕上がっていた。

ブランチにしては高いけれど、それだけの美味しさがある。

先日夫が、十月のマンスリービンゴなるものを持って帰ってきた。そのなかに「直木賞を読む」というのがあった。

私はあまりなんとか賞に興味がなくて、手に取ることはまれなんだけれど、せっかくの機会だからと島本理生の『ファーストラヴ』を買ってくる。

彼女の作品は初めて読んだけれど、受賞したのにふさわしく、読みやすくて、サスペンス調で一気に読んでしまった。

性暴力、虐待、毒親など重いテーマを扱っているけれど、どれもいわゆる『グレーゾーン』と言われるかもしれないことが出てきて、ティピカルでわかりやすい内容でないのがすごく考えさせられる機会になる本だ。

夫も読みたいらしいけれど、小説も活字も苦手なので寝る前にベッドに音読してあげる予定。(寝る前にふさわしい小説であるかはおいといて)

小説を音読したら、また新たな文章の発見があるかもしれない。そんなことを思いながら。

それでは、また。

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