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紅色を、のせて

by SAKI.S

気づいたら、口紅が浮かない歳になってるなあと思う。

というより、口紅を薄くでもぬらないと顔が地味というか、色味がない。だからかな、ちょっとだけ口紅をぬるだけで、気分がぱあっとするときがある。

家で仕事することが多いので、必然的にすっぴんかそれに近い最低限の化粧になってることが多いんだけれど、それじゃあテンションがあがらないなあと思って、100均にコスメでもないかな、と思い、調べて家用に買ってみた。

いくらおすすめされていても、やっぱり100均の限界はあるのか、リップを塗った上だと色がつかなかったり、ふたがしめづらかったりとまあいろいろあるけれど、そこは家用なので大目に見る。

確かに鏡をふと見るたび、顔に色があるのはテンションがあがる。数年前までは赤色をのせても浮きまくってたなあと考えると、大人になったのかなあ、なんてふと思う。

大人になることのイニシエーションがはっきりしていない時代と社会に生きているから、何を持って大人なのか、ぼやぼやしながら、でも気づいたらとっくのとうに子どもとは言えない年齢になっている。

赤色をのせながら、何を持って大人になるのか、そんな疑問を抱えつつ生きるのが今の大人なのかな、なんて思いつつ。

それでは、また。

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